いつもお世話になりありがとうございます。
樋口です。
本日、研修会に行ってまいりました。
不動産業界では定期的に勉強する場が設けられます。
机にすわって講義を受けるのは学生以来です。
毎回眠さとの闘い。
脳は関心のあることしか覚えることができないのでしょうか。
学校の勉強が大のキライであった一昔前とおなじ状況になりつつあります。
インスペクションという言葉をよく聞くようになりました。
そして、平成28年4月よりインスペクションの説明が必須となるそうです。
(1)中古住宅の売買を不動産会社に依頼し、媒介契約を交わす際に、インスペクション事業者をあっせんできるかどうかなどを媒介契約書に記載すること
(2)売買契約締結前に買主に行う重要事項説明の際に、インスペクションが実施された場合はその結果について説明すること
(3)売買契約を締結する際に、インスペクション・ガイドラインで診断すべき基礎や外壁の状態、雨漏りの状態などを売主・買主双方で確認し、その内容を書面にして双方に交付すること
住宅診断士が、第三者的な立場からそして専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめアドバイスを行う、と。
住宅の購入前や、自宅を売り出す前にホームインスペクションを行なうことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができるというわけですね。
….勉強になりました。
中古物件の売買がより一層明確化するのはとてもよいことです。
しかし私たちの業務は増えますね。
本日もありがとうございました。