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2018年10月22日

能美市-生活ガイド【暮らしに役立つ地域の情報】

能美市は石川県の南部、加賀平野のほぼ中央に位置し、金沢へは北東約20kmの距離にあり、車で20~40分圏内にある好アクセスのまちです。南には日本海側の拠点「小松空港」がある小松市が隣接しています。能美市の北側には標高2,702mの白山から流れ出る手取川と梯川に挟まれた扇状地と、日本海に面した美しい海岸線があり、南側には白山山系に連なる、なだらかな丘陵地である能美丘陵を擁する、海・川・山・平地に恵まれた、非常に豊かな地勢です。平均気温は14.1度、年間降水量は2,135.4mm。夏は暑く、冬は雪が多く、北西から季節風の影響を受ける日本海側特有の気候です。また県内唯一の「いしかわ動物園」が市内にあり、豊かな自然に囲まれて四季を感じながら暮らせる環境は子育て世帯に人気です。

日本全国の地方で人口減少が進む中、能美市は微増ながら順調に人口を伸ばしてきました。特に県内トップクラスの手厚い子育て支援施策が実を結び、14歳以下の年少人口割合が県内の市で最も高く、若さが際立っています。平成27年の合計特殊出生率は1.73、県が1.51、国は1.46ですので、能美市は高水準にあります。宝島社が行った「2015年速報版移住者受け入れ人数ベスト100」では、全国1位に輝きました。

そして能美市は伝統工芸「九谷焼」から、最先端技術を駆使した製品をつくり出している「ものづくりのまち」です。市民1人当たりの製造出荷額は651万円(平成26年工業統計調査)で、県内の市では1位となっています。

子育て

市内の保育園はすべて公立で、2015年に認定こども園へ移行しました。3歳児以上は保護者が働いている、いないにかかわらず子どもを受け入れることが可能になり、現在は待機児童ゼロです。不妊治療は、県の助成に市独自の上乗せや対象の拡充を行っていたり、県内で初めて「妊娠・出産のため生じた疾病」の医療費として支払う保険診療分を助成する制度を設けています。ほかにも18歳までの子どもの医療費窓口無料化や紙おむつや粉ミルクの購入に使える助成券の配布をおこなっています。

 

スポーツ

現在、スポーツ少年団には45のクラブがあります。スポーツ施設も充実しており、市内各地には体育館や野球場、テニスコート、グラウンドゴルフ場など、健康づくりに役立つ施設が豊富にあります。特に物見山運動公園には、ナイター設備を備えた全天候型400mトラックの陸上競技場や野球場、テニスコートのほか、屋外プールやランニングコースなどを備えた総合体育館が集まっており、周辺には芝生広場も広がっています。昨年のリオデジャネイロオリンピック、競泳4×200メートルリレーで52年ぶりとなる銅メダルを獲得した小堀選手や、陸上競技男子20キロメートル競歩で世界記録を樹立した鈴木選手のほか、メジャーリーガーとして活躍した松井秀喜さん、現役では中日ドラゴンズの京田選手は、みんな、能美市のスポーツクラブから一流へと育っていきました。

 

【関連データ】

□人口・・・5万 97人

□面積・・・84.14km2

□教育・・・認定こども園15.小学校8.中学校3.高校1

□観光・・・温泉施設8.キャンプ場3.道の駅1

□文化・・・美術館3.図書館3.ホール3.体育館14

□生活・・・総合病院2.診療所39